港区立高輪いきいきプラザ

2026.07.22

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車の走行音を変化させて歩行者に危険を知らせる新手法を開発

「車両走行音の周波数(音の高さ)を、衝突までの時間に応じて動的に高めることで、歩行者が接近車両を実際より『近く、速く』に知覚し、衝突リスクをより早期に見積もる手法を開発した」と発表したのは、筑波大学システム情報系の研究グループです。この方法だと、「警告音を用いずに歩行者に危険を知らせることができ、新しい注意誘導技術として期待されます」とも述べています。歩行者の安全を守る方法として、大きな警告音や強い振動はストレスになります。そこで本研究では、新しい警報音を鳴らすのではなく、イヤホンで周囲の音に情報を加える「音響拡張現実」を使い、車の走行音そのものを少し加工して自然に注意を促す方法を提案したそうです。当プレスリリースによると、「人の聴覚は、近づいてくる音源を、音の大きさの増加や周波数(音の高さ)の上昇といった複数の手がかりから捉えており、特に周波数の変化は、音の大きさだけでは判断しにくい遠くの音源に対しても有効に働きます。この仕組みを利用し、車が近づくほど走行音の周波数を高い方へ人為的にシフトさせることで、歩行者が車の速さや距離、衝突までの時間をどう感じるかを調べた」と述べています。実際、VR(仮想現実)の街中環境において、30人を対象に実験したところ、衝突までの時間が短くなるほど音を高くすると、歩行者は車が実際より速く、近くに来ていると感じ、衝突の危険を早めに見積もることが分かったそうです。つまり、「実際よりも早い段階で衝突が起こると予測し、安全側に余裕を持った判断をしている」という訳です。本研究グループは、「本成果は、不快な警告音に頼らずに歩行者の危険察知を助ける新しい交通安全技術として期待されます」と結んでいます。

 車の走行音を変化させて歩行者に危険を知らせる新手法を開発 | テクノロジー・材料 - TSUKUBA JOURNAL

画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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