港区立高輪いきいきプラザ

2026.06.17

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腰痛による生活障害を評価する国際的指標「ODI」とは?

福島県立医科大学整形外科学講座、脊椎脊髄外科アカデミーらの共同研究グループは、日本全国の一般住民を対象とした大規模訪問調査データを用いて、腰痛による日常生活への障害度を評価する国際的指標「オズウェストリー障害指数(Oswestry Disability Index version 2.1a:以下、ODI)」の日本人一般住民における基準値(国民標準値)を初めて明らかにした、と発表しました。ご存じのように、腰痛は日常生活機能や生活の質(QOL)に大きな影響を及ぼします。当プレスリリースによると、腰痛の国際指標ODIは、腰痛による「歩行」「座位」「睡眠」「仕事」「身の回り動作」などへの支障を評価する 10 項目の質問票であり、世界的に広く利用されている代表的な評価指標だそうです。ただ、これまで ODI を解釈する際の基準となる日本人一般住民のデータは十分に整備されておらず、日本人に適した基準値の整備が求められていたといいます。そこで、本研究では、日本腰痛学会による全国腰痛疫学調査データを活用し、「2090 歳の日本人一般住民を対象に、二段階層化サンプリングによる全国訪問調査を実施し、日本人一般住民を代表するデータを収集」。このデータを用いて、日本語版 ODI version 2.1a の計量心理学的妥当性(psychometric validity)を検証するとともに、日本人一般住民における国民標準値(normative values)を推定したそうです。 で、その解析の結果ですが、日本語版 ODI version 2.1a は、日本人一般住民において単一の総合スコアとして適切に利用できることが確認されたそうです。また、腰痛を有する人の ODI 平均値は 20.23(標準偏差 16.42)であり、腰痛の持続期間別では、慢性化に伴い障害度が高くなることが示されたと述べています。本共同研究グループは、「ODI の国民標準値により、患者個人の障害度を日本人一般住民と比較しながら客観的に評価できるようになります。 これにより、腰痛患者の重症度評価や治療効果判定の精度向上に加え、今後の脊椎疾患診療、リハビリテーション、疫学研究、臨床研究において、日本人に適した評価基盤として活用されることが期待されます」と結んでいます。

https://www.chiba-u.jp/news/research-collab/odi.html

画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

 

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