港区立高輪いきいきプラザ

2026.06.10

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オーラルフレイルと内在的能力の深い関係

オーラルフレイルとは、「口の機能が健常な状態と口の機能低下との間にある状態を指し、一方で、加齢に伴う口腔顔面の機能低下とする場合もある」と定義されていますが、地域在住高齢者を対象にした調査結果で、オーラルフレイルはWHOが提唱する内在的能力と関連することを明らかにした、と発表したのは東北大学大学院歯学研究科の研究グループです。ここでいう「内在的能力」とは、「身体機能や認知機能、心理面などを含む、個人が本来持っている心身の力を指す」そうです。それは、周囲の環境との関わりなどと共に、日常生活を送る力(機能的能力)ともいえます。本研究では、具体的に、65歳以上の地域在住高齢者におけるオーラルフレイルやその他の口腔保健指標と内在的能力との関連を検討した結果、「オーラルフレイルの構成項目における機能低下が多いほど、内在的能力を構成する領域の低下も広範に認められることが明らかとなった」と述べています。加えて、「閉じこもりがこの関連を部分的に媒介していることも示唆された」とのことです。つまり、健康長寿を維持するためには、口腔内の健康だけでなく、総合的な心身能力の保持が重要であるという訳です。本研究グループは、今回の研究結果から、「早期の口腔機能評価そして適切な介入が個人の心身能力の維持に重要であることが示唆され、フレイル対策の一環として一体的に運用することが期待されます」と述べ、「健康的な口腔の生活習慣として、歯のブラッシ ングなどと共に、口腔機能のトレーニングを根付かせる重要性を示唆しています」とも述べています。そして、そのためには、地域住民が自ら実施できる具体的な口腔機能トレーニング方法や周辺機器の開発が望まれるとのことです。今後は、「オーラルフレイルなどの口腔保健指標と内在的能力の時間的関係を明らかにする縦断研究、 および口腔機能トレーニングが内在的能力の維持・向上に与える効果を検討する介入研究が必要である」と結んでいます。

https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2026/06/press20260603-02-oralfrailty.html

 画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

 

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