2026.06.10
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がん遺伝子RASと新たな治療法
細胞の増殖や生存を制御する重要なタンパク質のRASは、いったんRAS遺伝子に差異が生じるとすい臓がんや大腸がん、肺がんなど多くのがんで、「治療抵抗性」や再発の原因になるといいます。このRAS変異を標的とする薬剤は実用化されつつあるそうですが、RAS変異は多様であるため幅広く標的とする治療法は限られていたとか。そこで、岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科らの共同研究グループは、細胞内でRASを効率よく不活性するタンパク質を設計。さらに、細胞内送達システムを組み合わせることで、マウスがんモデルにおいて、腫瘍の縮小と消失を誘導することを確認したと述べています。本研究グループは、「今回得た知見によってRASを標的とするタンパク質型阻害薬が、腫瘍免疫と連携して腫瘍消失を誘導することを示しました。今後は、より効率的な細胞内送達技術の開発、投与条件の最適化、長期的な安全性評価を進めることで難治性RAS変異がんに対する新しい治療戦略につながることが期待されます」と結んでいます。
https://www.gifu-u.ac.jp/news/research/2026/05/entry29-15102.html
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

