港区立高輪いきいきプラザ

2026.05.27

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呼吸のタイミングと回答スピードの深い関係

兵庫医科大学医学部 生理学生体機能部門、関西学院大学生命環境学部および自然科学研究機構生理学研究所の研究グループは、テストで答えるスピードが「その内容を覚えたときの呼吸のタイミング」に左右されることを初めて明らかにした、と発表しました。すなわち、テストで答えるときの呼吸のタイミングが息を吐く後半の場合、回答スピードは最も速くなったそうです。加えて、回答するときの呼吸のタイミングが、たとえ息を吐く後半であっても、覚えるタイミングが息を吸う瞬間(または息を吸う前半)だった場合は、回答スピードは著しく遅くなったといいます。それに対して、覚えるときの呼吸のタイミングが息を吐く後半であった場合は、回答スピードは速くなったそうです。従って、テストで最も早く答えられるのは、覚えるときと答えるときの両方で、「呼吸のタイミングが息を吐く後半となる場合であった」と述べています。つまり、「声を出して英単語や詩を覚える行為は、息を吐く後半に記憶することにつながるため効果が高く、理に適っているといえる」とも述べています。そもそも、記憶は「覚えるステージ」「定着させるステージ」「思い出すステージ」の3つのステージから成り立つそうです。本共同研究グループは、「覚えるステージ」における呼吸の効果に注目し、そのときの呼吸の仕方が、直接記憶力を強化させたり悪化させたりすることを、遺伝子改変マウスと光遺伝学を用いた脳研究より明らかにしてきましたが、今回、対象をヒトに広げて、「覚えるステージ」を中心に呼吸が、記憶課題における正答率や反応速度、注意力にどのような影響を及ぼすかについて調べたといいます。その結果、上述の通り、テストで答えるときの呼吸のタイミングが息を 吐く後半であった場合、回答スピードが最も速くなったという訳です。今後は、「呼吸と認知機能に関わる脳内メカニズムをさらに明らかにするとともに、学習時の呼吸のタイミングをうまく活用する方法の開発など、幅広いパフォーマンス向上への応用を目指していきたいと考えています」と結んでいます。

https://www.nips.ac.jp/release/2026/05/post_577.html

 画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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