2026.05.27
- ニュース
AI支援内視鏡でがんの発見率向上
医学においてもAIの活用が進んでいます。「人工知能(AI)支援システムを用いた上部消化管内視鏡検査が、胃がんの発見率を有意に上昇させ、生体検査の陽性的中率も向上させることを明らかにした」と発表したのは、千葉大学大学院医学研究院の研究グループです。因みに、陽性的中率とは、検査で「異常あり(陽性)」と判定された人のうち、実際にその病気である人の割合のことです。当プレスリリースによると、上部消化管がんは早期発見により内視鏡治療による根治が可能ですが、内視鏡検査では一定のがんの見逃しが存在するとのことです。近年、病変をリアルタイムに検出する内視鏡用のAI支援システムが開発されていますが、臨床での有効性を示した大規模研究は限られている、と述べています。そこで、本研究では、健診施設の大規模データを用いて、AI支援システム導入前後でのがん発見率を比較し、その有用性を検証しました。本研究グループは、今後、「本知見をもとに、AI支援内視鏡の住民検診や職域検診への展開、術者経験を補完する教育ツールとしての活用、さらには食道がんなど他のがん種に対する有効性検証へとつなげることで、上部消化管がんのより早期かつ確実な発見と、患者の予後改善に貢献していきたい」と結んでいます。
https://www.chiba-u.jp/news/research-collab/ai_5_1.html
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

