2026.05.20
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高齢者の抑うつ症状のタイプと健康寿命
東北大学産学連携機構イノベーション戦略センターらの研究グループは、「高齢者を約18年間追跡調査した結果、抑うつ症状は4つの『症状のタイプ(構造)』によって健康寿命への影響がそれぞれ異なることを明らかにした」と発表しました。具体的には、「男性では『無価値感』が、女性では『不安感』が要介護化または死亡リスクの上昇と関連があることがわかった」と述べています。実は、高齢者の抑うつ症状は要介護化や死亡リスクと関連するものの、「気分の落ち込み」「不安」「無力感」など、抑うつ症状のタイプの影響や性差については明らかではなかったそうです。そこで、本研究では、高齢者585名を対象とし、抑うつ症状のタイプ(構造)と健康寿命(要介護化または死亡までの期間)との関連を調査しました。その結果、「抑うつ症状は無価値感、不安感、不幸感、活力の低下が主体となる4つのタイプに分かれることが明らかになった」というのです。本研究は、「抑うつ症状を単純に総合的に評価するのではなく、その内訳に注目する重要性を示すものであり、個別化された予防戦略の必要性を示唆します」と述べています。本研究グループは、「本知見をもとに、今後は高齢者の抑うつ症状である『無価値感』や『不安感』に対してそれぞれどのような介入戦略が有効なのかを、公衆衛生の立場から検討していくことが重要である」と結んでいます。
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2026/05/press20260519-03-tsurugaya.html
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

