2026.05.20
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心房細動と腎機能低下の深い関係
「不整脈の一つである心房細動(しんぼうさいどう)が新たに見つかると、その後の腎機能が年齢に伴う自然な低下と比べて加速することを明らかにした」と発表したのは、広島大学大学院医系科学研究科および京都大学大学院医学研究科の共同研究グループです。「これまで心臓に病気のなかった35〜59歳の約770万人のデータから、新たに心房細動が見つかった約2.3万人を追跡調査した」と述べています。その結果、心房細動のない人と比べて、年間の腎機能低下スピードが速いことが分かったといいます。当プレスリリースによると、近年、心臓病・腎臓病・代謝疾患が互いに悪影響を及ぼし合う「心血管・腎・代謝症候群」という概念が注目されているとか。本研究は、働く世代における心房細動が、心臓のみならず腎臓へのダメージを引き起こし、この悪循環を加速させる引き金になりうることを国内最大規模のデータで初めて示したと述べています。すなわち、「健診で見つかった不整脈を単なる1個の異常所見と考えるのではなく、全身の健康を見直すきっかけにすることが重要」とコメントしています。因みに、心房細動は、心臓の上部にある「心房」という部屋が、けいれんするように不規則に細かく震える不整脈の一種だとか。自覚症状がない場合も多い一方で、心臓の中に血栓ができやすくなるため脳梗塞の主な原因となるほか、心臓のポンプ機能が低下して心不全を引き起こすこともあると注意を促しています。
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2026-05-19-1
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

