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2026.05.20

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進行胆道癌における免疫化学療法の効果と患者の状態

関西医科大学医学部肝臓外科学講座の研究チームは、進行胆道癌に対する免疫化学療法の効果が、臨床試験の基準を満たす患者において主に認められ、患者の状態に応じた適切な治療選択が重要であることを明らかにした、と発表しました。当プレスリリースによると、「胆道癌は、発見された時点で進行していることが多く、治療が難しいがんの一つ」だといいます。これまでの標準治療は、抗がん剤であるゲムシタビンとシスプラチンを併用する治療(GC 療法)ですが、近年、これに免疫の働きを活性化する薬を加えた治療(GCD 療法)が、大規模臨床試験で生存期間を延ばすことが示され、新たな標準治療として用いられるようになったそうです。 ただ、体の状態が比較的良好な患者に限られているそうで、臨床試験で確認された治療効果が実際の医療現場でも同様に得られるのかは明らかではなく、 患者の状態によって治療効果が異なる可能性が考えられていたといいます。そこで、 本研究では、日本全国 19 の医療機関から集めたデータを用い、切除不能または再発した胆道癌の患者 610 人を対象に解析を実施。 患者を日常生活の元気さ、がんの広がりの評価、これまでの治療歴、血液・肝臓・腎臓の働きなどを満たす「適格患者」と、満たさない「非適格 患者」に分類。免疫治療を含む治療(GCD 療法)と従来の抗がん剤治療(GC 療法)の治療効果を比較しました。その結果、免疫治療を併用した GCD 療法は、従来治療と比べて生存期間を延ばす効果が確認したそうです。ただ、患者の状態によって結果は異なったことも分かりました。この結果から、免疫治療の効果はすべての患者さんに同じように得られるわけではなく、患者の状態に応じた適切な治療選択が重要であることが示されたと述べています。すなわち、患者の状態に応じた治療選択の重要性が示唆されたという訳です。

https://www.kmu.ac.jp/news/laaes70000011tyd-att/20260512Press_Release.pdf

 画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

 

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