港区立高輪いきいきプラザ

2026.05.08

  • ニュース

コロナ後遺症のバイオマーカーを探せ!

新型コロナウイルスに感染した罹災者のコロナ後遺症の診療に関しては、病勢や予後を評価するための客観的なバイオマーカーが必要であるという観点から、岡山大学学術研究院らの研究グループは、同大学病院を受診したオミクロン株期の感染による後遺症患者275名を対象に、血清中に存在する抗スパイク抗体(S)および抗ヌクレオカプシド抗体(N)の濃度を測定し解析した結果、コロナ後遺症患者の血中S抗体価は、ワクチン接種回数と関連して高値となり、時間経過とともに低下したと述べています。一方で、N抗体は感染時の重症度が高いコロナ後遺症患者および女性患者で高値となり、時間とともに一定の割合で低下することが示されたとも述べています。加えて、S抗体が低い後遺症患者では、ブレインフォグの症状やQOL(生活の質)の低下が認められたとか。つまり、SおよびN抗体価の両者を評価することで後遺症の病状の特性を客観的に評価しうる可能性があるといいます。本研究グループは、「今後の診断や病態把握への応用が期待される」と結んでいます。ご存じのように、コロナ後遺症は倦怠感や頭痛、不眠や記憶力低下などの症状が長期的に続くため、現在も医学的・社会的な課題になっています。

https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id1541.html

画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

一覧へ戻る

カテゴリ
年月で絞り込む