港区立高輪いきいきプラザ

2026.04.08

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AI搭載のポータブル眼科検査システムを開発

加齢とともに罹患率が増える白内障は、70代の約半数、80代ではほぼ全員が白内障になっていると言われている病気ですが(日本白内障協会資料による)、緑内障に関しては60歳以上で10%の有病率だとか。さて、本題ですが、白内障や急性緑内障発作のリスクとなる狭隅角(きょうぐうかく)など、前眼部疾患は視力障害の主要な原因の一つ。この狭隅角は前房を満たす房水の流出量と産生量のバランスにより眼圧が決まりますが、その房水の流出路である隅角が狭くなる病態だそうです。そこで、東北大学大学院医学系研究科の研究グループは、前眼部(角膜、虹彩、水晶体などから形成)を観察する細隙灯検査が可能な、場所を選ばない小型AI搭載システムの開発に成功した、と発表しました。このシステムは、「既存の眼科検査機器と同等の高い解析精度を実現した」と述べています。加えて、従来のシステムと比べて約6分の1の低コスト化を実現したそうです。さらに、「検査者が自ら操作できる自撮り機能を搭載したことによって、専門医のいない健診・福祉施設や駅などの公共施設でのスクリーニングが可能となった」とも述べ、本研究グループは、今回の開発によって「国内外の医療格差を是正し、人々の生活の質(QOL)向上に大きく貢献することが期待されるため、今後実用化に向け社会実装を目指したい」と結んでいます。

https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2026/04/press20260401-04-eye.html

 画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

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