2024.05.06

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残薬って何?

病院で処方された薬の飲み忘れや飲み残しによって手元に残ってしまった薬のことを「残薬」というのだそうです。特に高齢者の場合、多くの薬を処方されているため、飲み忘れや飲み残しのリスクが高まるようです。処方箋の薬の種類が多くなれば、さらに残薬が生まれるのは至極当然。そして、この残薬の問題は医療費の高騰にもつながっているというから驚きです。そうした背景から、「節薬」に取り組んでいる薬局も増えているようです。飲み残した薬をいつも利用している薬剤師の元に持っていけば、新たに処方される薬の量を調整してくれて、医師に処方を減らすことを求めるケースもあるとか。結局、私たち患者側の意識として、食品ロスと同じように、節薬運動を地道にやっていくしかないのではないでしょうか。そして、そのことがより良い医療につながる、と思いたいですね。

「残薬問題」は、医療費高騰の一因となっている重要な課題です。高齢者や慢性疾患患者などが多くの薬を処方されている場合、適切に服用できずに残してしまうことがあります。これにより、医療費が増加し、さらなる問題が生じることもあります

 

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