2024.05.06

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高齢者の健康づくりとは

厚労省のe-ヘルスネットに、「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」推奨シートの高齢者版が掲載されています。そこでは、身体活動や運動に取り組むうえでの基本的な考え方、目安、具体例などを紹介していますが、それによると、第一に「座りっぱなしの時間が長くなりすぎないよう注意することや、筋トレを週23日行うこと」を推奨しています。要は、今よりも少しでも多く身体を動かすがポイントです。具体的には、➀歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を1日40分以上。②筋力・バランス・柔軟性など様々な運動を、週3日以上行うこと。加えて、筋力トレーニングを週23日行うことを推奨しています。繰り返しになりますが、座っている時間が長くなりすぎないように注意することはとても大切です。何もしないより少しでも身体活動を行うことで死亡リスクが大きく低下するというのです。ある調査によると、日頃の身体活動が少ない者ほど、少しでも身体活動を増やすことによる死亡率の低下の程度は大きいことも明らかになったとか。もうひとつ重要なことは、運動のみならず、日々の生活における活動を高めることです。社会参加は、単に体を動かすだけでなく、他者とのコミュニケーションを通じて脳の活性が促がされることを忘れないでくださいね。

 「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」推奨シート:高齢者版 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)

 高輪いきいきプラザでは、「高齢者のいきがいづくり・学びの場」「介護予防・健康作りの場」「ふれあいコミュニティ活動の場」という3つの活動の場として、趣味やスポーツ、学習などを通じて健康で豊かなひとときを提供しています。(60歳以上の港区民の方であれば、どなたでもご利用いただけます)例えば、体力強化のために、自主的に筋力の向上と日常動作の改善を図る「セルフマシントレーニング」を始め、健康トレーニング、ヨガのエクササイズ、「笑って体力づくり」など、豊富なメニューで利用者の体力づくりをサポートしています。また、脳トレの観点から、「たのしい脳育」「カラオケ」「ビリヤード」、また「おりがみサロン」「塗り絵サロン」「レディースサロン」「囲碁サロン」なども楽しむことができます。もちろん、利用者同士の交流の機会も数多くあります。当館1階の「コミュニティカフェ」では随時コンサートなどのイベントを開催。高輪いきいきプラザは、これからも、利用者の皆さんが「いきいきとした毎日」を送られるお手伝いをしていきたい考えです。

 

 

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