2026.10.21
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外言(がいげん)と内言(ないげん)の瞳孔反応の違いとは?
声に出す「外言(がいげん)」によって数を数える場合と、心の中で数える「内言(ないげん)」での瞳孔反応を比べたところ、外言では一貫して瞳孔が拡大する一方、内言での瞳孔反応は課題によって変わり、いずれも外言より小さいことを明らかにした、と発表したのは筑波大学体育系/ヒューマン・ハイ・パフォーマンス先端研究センター(ARIHHP)、立命館大学OIC総合研究機構、京都大学大学院文学研究科の共同研究グループです。実は、内言と外言で脳が同じ覚醒状態で働いているのかは分かっていなかったといいます。そこで、本研究では、「脳の覚醒状態を秒単位で映し出し、発声中も非接触で計測できる瞳孔の大きさの変化に着目。健常な若年成人を対象に、安静(何も考えない)、外言(声に出して数える)、内言(心の中で数える)の3条件からなる数唱課題を用い、数え方の異なる三つの実験で瞳孔径の変化を調べた」といいます。その結果、「外言では三つの実験の全てで瞳孔が拡大した一方、内言での瞳孔反応は課題によって縮小・不変・拡大と異なり、いずれの実験でも外言より小さいままであった」述べています。本研究グループは、「内言が『声に出さない小さな外言』ではなく、外言よりも覚醒状態が低い言語活動であることを示しており、内言研究に、脳の状態という新たな視点を加えるものです」と述べ、「本手法は、幼児期に頭の中の言葉が育つ過程の解明や、スポーツで自分を鼓舞したり落ち着かせたりする際の言葉の使い分けの理解につながることが期待されます」と結んでいます。
https://www.tsukuba.ac.jp/journal/medicine-health/20261015141500.html
画像はプレスリリースから引用させていただきました。
SM

