2026.10.21
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飼い主とネコのオキシトシン濃度が相関
「ネコと暮らすことが飼い主の心身にどう関わるのか」、京都大学白眉センター/人と社会の未来研究院および麻布大学獣医学部の共同研究グループは、「ネコ29匹とその飼い主19名を対象に、このうち尿試料が得られたネコ24匹について、一カ月間両者の尿中のオキシトシンとコルチゾールを測定。飼い主の気分や、家庭内でのネコと飼い主の距離との関係を調べた」と述べています。その結果、「飼い主のオキシトシン濃度が高いほどネコのオキシトシン濃度が高い、飼い主のコルチゾールが高いほどネコのオキシトシンが低い」という関連が見られた一方で、コルチゾール同士には明確な関連は見られなかったといいます。また、オキシトシン濃度の高いネコの飼い主ほどネガティブな気分が低く、そのネコと近くで過ごしている飼い主ほど活気が高いことが判明したと述べています。すなわち、ネコとヒトの生理的な結びつきは、ストレス指標であるコルチゾールよりも絆に関わるオキシトシンを中心としている可能性が高いとも述べています。本研究の研究者は次のようにコメントしています。「飼い主自身のオキシトシンよりも、ネコのオキシトシンの方が、飼い主のネガティブな気分を予測していたのは興味深いです」と述べ、「今後はネコとヒトが日々の暮らしの中でどのように影響し合っているかを、より詳しく明らかにしていきたいと考えています」と結んでいます。
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2026-10-15
オキシトシン
脳で作られるホルモンの一つで、親子の絆や他者との信頼関係など社会的な結びつきに関わっている。
コルチゾール
副腎から分泌されるホルモンの一つで、ストレスを受けると分泌が増えるため、ストレス指標として考えられている。
画像はプレスリリースから引用させていただきました。
SM

