港区立高輪いきいきプラザ

2026.10.14

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認知症発症と男性ホルモン「アンドロゲン」の関係

東京都健康長寿医療センター研究所分子細胞代謝らの研究グループは、「アルツハイマー型認知症に予防的な作用をもつ男性ホルモンの脳や神経で働く仕組み、また加齢や認知症発症に伴い破綻する仕組みを発見した」と発表しました。「この仕組みにより認知症の発症が加速することが考えられ、新たな治療法や予防につながる可能性を示した」と述べています。当プレスリリースによると、男性ホルモンである「アンドロゲン」は成長期における体の成長や男性の生殖活動を支えるだけでなく、成人における筋力の維持、心臓、血管関連疾患や肥満、生活習慣病の予防を担っているといいます。加えて、脳において記憶などの認知機能の維持を担い認知症やうつ病を予防する効果があるとも。ただ、加齢によりアンドロゲンが徐々に減少することで認知機能が抑制されるそうです。一方で、「アンドロゲンがどのように脳や神経で働いているのか、また加齢によるその破綻機構は十分わかっていなかった」と述べています。そこで、本研究では「認知症を予防するためのアンドロゲンの働きを当センターブレインバンクにおいて認知症患者様より御検体いただき貯蔵されている脳の組織を利用することで解析した」とも述べています。本研究グループは、「加齢や認知症などの老年病疾患の発症においても、アンドロゲン濃度のみならずその標的細胞でのホルモン作用を支える仕組みの変化が重要であることを初めて示した」と述べ、また、「高齢者においては作用が限定的であること、単純にアンドロゲンを補っても認知症は改善しないこともわかっています。今後は、新たな視点でホルモン作用をとらえることで認知症や老年病治療の創出につながることが期待されます」と結んでいます。

https://www.tmig.or.jp/research/news/nid00001495.html

画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

 

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