港区立高輪いきいきプラザ

2026.09.25

  • ニュース

目は口ほどに物を言う?

普段私たちがおこなう瞬き。この瞬きにはさまざまな働きがあるようです。瞬きをすることで涙が流れ、目に入った異物を押し出す役目や緊張を解く意識的なものまで。また、瞬きをすると心拍数が上がり、交感神経が高まるという説もあるようです。さて、「よく瞬き(まばたき)をする幼児ほど、ルールの切り替えに上手に対応することができ、脳の前頭前野の中でもこの課題の遂行に重要な『右背外側部』の活動が高いことを明らかにした」と発表したのは、筑波大学体育系/ヒューマン・ハイ・パフォーマンス先端研究センターおよび京都大学大学院文学研究科の研究グループです。「瞬きが幼児期の実行機能の発達をうかがい知る手がかりとなる可能性を示している」とも述べています。具体的には、「保育園・幼稚園に通う幼児に協力してもらい、113人(35~80カ月齢、およそ3歳から 6 歳の男女)から得られたデータを解析」。幼児期の実行機能を評価する代表的な課題であるルール切り替え課題を用いて、課題中の外側前頭前野の活動変化を計測。同時に、ビデオカメラで子どもの顔を撮影し、瞬きの回数から自発性瞬目率を算出したといいます。その結果、自発性瞬目率は月齢が高い子どもほど高く、また、自発性瞬目率が高い子どもほどルールの切り替えの成績が良好であったといいます。本研究グループは、「瞬きは視覚情報処理に関与していると考えられていますが、瞬きの発達そのものが実行機能の発達にどう関わるのかは、今後の興味深い課題です」と述べ、「瞬きは、特別な装置がなくても目視でおおよそ把握できるため、保育所や幼稚園、家庭といった日常の場面で実行機能の育ちをみる手がかりの一つとなることが期待されます」と結んでいます。まさに、「目は口ほどに物を言う」ですね。

 瞬きが幼児の実行機能とその脳機構の発達を映し出す | 医療・健康 - TSUKUBA JOURNAL

 画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

一覧へ戻る

カテゴリ
年月で絞り込む
年
月