2026.09.02
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サフランに食後の血中中性脂肪上昇の抑制効果
「サフランの香りを特徴づける香気成分である『サフラナール』が、食後の血中中性脂肪上昇を抑制することを明らかにした」と発表したのは、近畿大学薬学総合研究所/アンチエイジングセンターらの研究グループです。また、「サフランの花・花弁・めしべの精油成分を比較分析し、『サフラナール』がめしべよりも花全体に高い割合で含まれていることを解明した」と述べています。因みに、サフラン(Crocus sativus L.)はアヤメ科に属する植物で、その花に3本あるめしべを集めて乾燥したものが、世界で最も高価な香辛料の一つとしても知られているとも述べています(その理由は、約1万6千輪の花からわずか100g程度のめしべしか得られず、その収穫・加工はすべて手作業で行われることからです)。当プレスリリースによると、「マウスにオリーブ油を投与し、食後の中性脂肪血漿トリグリセリドを急激に上昇させ、次に、サフラナールを投与したところ、オリーブ油摂取後の血漿トリグリセリドの上昇が有意に抑えられました。その作用機序を解析した結果、サフラナールは脂肪分解酵素の働きは阻害せず、食物を胃から腸へ送り出す速度を遅くすることで、食後の中性脂肪の急激な上昇を抑制していることが示唆された」といいます。本研究グループは、「今後、機能性食品素材への応用・展開をめざして研究を進めたい」と述べ、「精油成分のさらなる機能解明にも取り組みたい」と結んでいます。
香気成分「サフラナール」に食後中性脂肪上昇抑制作用を発見 サフランの未利用花部の有効利用や高付加価値化に期待 | 学校法人近畿大学
SM

