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2026.09.02

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イヌは飼い主の「微妙な感情や生理的変化」を読み取れる?

麻布大学獣医学部介在動物学研究室を中心とする共同研究グループは、「イヌが飼い主の明瞭な感情表出だけでなく、ストレス状態に伴う生理的変化や主観的な気分など、より微妙な情報の組み合わせにも反応する可能性を明らかにした」と発表しました。当プレスリリースによると、「飼い主の表情、声、においを組み合わせた刺激をイヌに提示し、その反応と心拍変動を測定。その結果、イヌの反応は、飼い主が置かれていたストレス状況によって異なり、単一の感覚情報ではなく、複数の情報を文脈に応じて利用している可能性が示された」と述べています。また、「飼い主とイヌの生理的な同期が生じる可能性も示唆された」といいます。実は、イヌは、ヒトの表情や声、身振りなどからさまざまな社会的情報を読み取り、ヒトの感情状態に応じて行動を変化させるとか。そこで、本研究では、「ヒトが感情を明瞭に表出していない状況でも、イヌが飼い主から発せられる微妙な情報を利用しているのかを検討した」と述べています。具体的には、「飼い主にストレス状態またはリラックス状態を経験してもらい、その後、一定の文章を読む課題中の顔の映像、声、においを記録・採取しました。これらを組み合わせた飼い主由来の複数の刺激をイヌに提示し、行動反応と心拍変動を測定した」そうです。その結果、「飼い主がストレス状態にあった場合、イヌは、飼い主が生理的にも主観的にもストレスを感じている場合よりも、生理的にはストレス状態にあるものの主観的にはストレスを感じていない場合に、より強く注意を向けた」と述べています。本共同研究グループは、「今回の成果は、長い共生の歴史の中で形成されてきたヒトとイヌのコミュニケーションの仕組みを理解する手がかりとなるだけでなく、イヌの情動や福祉をより適切に理解し、ヒトとイヌがよりよく暮らすための新たな知見につながることが期待されます」と結んでいます。

https://www.azabu-u.ac.jp/topics/2026/0826_49612.html

 画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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