2026.09.02
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日本人と亜鉛欠乏
以前、「亜鉛欠乏ストレス」について発表した東京科学大学のプレスリリースによると、「亜鉛は、多くのタンパク質の立体構造の維持や酵素活性に関わる必須微量元素であり、体内で亜鉛恒常性を保つことは健康の維持にとって非常に重要なのだそうです。従って、亜鉛欠乏は、「摂取不足・吸収障害・加齢など、さまざまな要因によって生じる」とか。近年、「亜鉛の欠乏が皮膚障害・免疫機能低下・成長障害・がん・炎症性腸疾患・慢性腎臓病など、多様な疾患と関連することが示されてきた」といいます。8月10日付「時事メディカル」の記事の中で、徳島大病院腎臓内科の脇野修教授は、亜鉛欠乏による代表的な症状として、「味覚障害(味覚に関わる味蕾細胞の入れ替わりが速いため、亜鉛不足の影響を受けやすい)、皮膚炎や口内炎、脱毛、感染症にかかりやすく治りにくい、貧血」などを挙げています。診断は、「血清亜鉛濃度の測定で行い、1デシリットル当たり60マイクログラム未満が欠乏症の目安とされる」とか。治療法は、まずは食事が基本。しかし、明らかな欠乏の場合は医師の管理下で亜鉛製剤を用いるといいます。さて、亜鉛を多く含む食品ですが、魚介類では、牡蠣、ホタテ貝、あさり、うなぎ等。肉類では、豚のレバー、和牛肩赤肉、和牛肩ロース赤肉等。野菜類では、枝豆、切り干し大根、シソ、グリーンピース等。海藻類では、ワカメ、カットワカメ、焼きのり等。豆類では、きな粉、油揚げ、納豆等。そして、その他パルメザンチーズ、チーズ(チェダー・プロセス)、いりごま、抹茶、ココア等、ご参考まで。
傷の治りが遅い~亜鉛不足(徳島大病院 脇野修教授)~|トピックス|時事メディカル|時事通信の医療ニュースサイト
画像はプレスリリースから引用させていただきました。
SM

