港区立高輪いきいきプラザ

2026.08.26

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環境騒音と腎機能低下の関係

環境騒音による健康への悪影響について、これまでの疫学研究では腎機能低下との相関関係が報告されていたそうです。ただ、その騒音の性質(周波数・音量)、その分子メカニズムは明らかになっていなかったといいます。そこで、名古屋大学大学院医学系研究科 環境労働衛生学の研究グループは、「環境騒音に含まれる低周波音(100Hz以下の音)に長期間さらされることで、腎機能が低下する可能性があることを、動物モデルを用いて明らかにした」と発表しました。環境騒音に含まれる低周波音が、腎機能を低下させる可能性をモデルマウスで示した、と述べています。当プレスリリースによると、低周波音は、腎臓で血液をろ過する「糸球体」を障害する可能性があること、加えて、この腎障害に、血管を収縮させる物質「エンドセリン」が関わる可能性を示したと述べています。一方、本研究で用いた音圧は比較的高く、今回の知見を、そのままヒトに当てはめられるわけではないとも述べています。本研究グループは、「特定の周波数の低周波音を、適切な音の大きさと時間で利用することで、乗り物酔いの軽減や皮膚血流の改善など、健康に役立つ可能性がある」と述べ、「このように、低周波音の生体への作用は、周波数・音の大きさ・曝露時間などによって異なる可能性があることもわかってきた」といいます。そして、「今後は、音刺激の有用性と安全性の両面から研究を進め、どんな音が健康に悪影響を及ぼし、どのような音が健康の維持・増進に役立つのかを慎重に明らかにしていくことが、ますます重要になってくると考えられます」と結んでいます。

https://www.nagoya-u.ac.jp/researchinfo/result/2026/08/post-1056.html

 画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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