2026.08.12
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がん細胞と正常細胞を高精度に分類できる新たな診断技術とは
奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科附属メディルクス研究センターらの研究グループは、「がん診断の専門医である病理医でも顕微鏡観察だけでは識別が難しい、がん細胞と正常細胞を高精度に分類できる新たな原理を発見した」と発表しました。当プレスリリースによると、「病理医は、顕微鏡で細胞の形や核の特徴を観察して診断するのですが、形状が正常細胞とよく似たがん細胞は、顕微鏡観察だけで見分けることが難しい場合がある」といいます。なぜなら、がん化に伴って、細胞の形状変化だけでなく、細胞内部にはさまざまな変化が生じるため、その多くは顕微鏡では観察できず、診断に活用することは困難であった、と述べています。本研究では、「細胞に光を照射した際に生じる散乱光に、通常の顕微鏡では捉えられない細胞内部の情報が含まれることに着目」。この散乱光の解析に機械学習を適用することで、顕微鏡観察だけでは識別が難しいがん細胞と正常細胞の違いを高精度に分類できることを発見したといいます。加えて、「本手法が複数の種類のがん細胞に応用できることを実証した」とも述べています。本研究グループは、「病理医による細胞診断を支援し、診断精度の向上や診断の効率化につながる新たな診断技術として期待されます」と結んでいます。
https://www.naist.jp/pressrelease/2026/08/011900.html
画像はプレスリリースから引用させていただきました。
SM

