北区ファミリー・サポート・センター

2025.01.26

  • ファミリー・サポート

「非行に走る子は、お腹を空かしている」

「非行に走る子はお腹を空かしている」

広島で保護司をしている女性「ばっちゃん」の言葉です。

「ばっちゃん」は、親が面倒を見ないで、お腹を空かしている子どもたちに、

長年、温かいご飯を作ってふるまい、優しい言葉をかけて励ましていました。

本当のおばあちゃんではないけれど、近所のおばさんより親しい存在ということで、

子どもたちから「ばっちゃん」と呼ばれていると、テレビで紹介されていました。

非行に走った少年は、「ばっちゃんを悲しませてしまった」ことを後悔し、

更生した後に「ばっちゃん」を訪ねた少年は、用意された親子丼を前に

「変わらない味。美味しい。いつも食べたくなる味です。」と笑顔を見せていました。

他にも、ばっちゃんのところに、学校の先生に教えてもらったのがきっかけに通っている子もいました。

ばっちゃんは、お腹を空かしている子に温かいご飯を食べさせて、「えらかった。えらかった。」と

優しく声をかけていました。

周囲や地域の人が、「あの子大丈夫?」と気にかけることで救われる子がいます。

「ばっちゃん」のようにはできなくても、あなたにもできることがあります。

「何か変」と感じたら、ためらわないで、189の児童相談所につながる電話番号に連絡してください。

支援につながっていきます。

どの子の未来も明るくなりますように。

北区ファミリー・サポート・センター Fk

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