目黒区中央包括支援センター

2024.12.10

  • 活動報告

【目黒中央包括】居住支援セミナ―に参加しました。

12月6日(金)目黒区役所大会議室で「目黒区居住支援セミナー」が開催されました。このセミナーでは目黒区に「住む」「住み続ける」ための居住支援と題して、東洋大学教授の山本美香さまによる講演が行われました。

目黒区内の居住実態として、まず住宅形態は徐々に持ち家が減り、民間賃貸住宅が増加している状況で区内の区営、都営、高齢者福祉住宅はごく少数であること、現在住んでいる人のほとんどがこのまま目黒区内に住み続けたいと希望していること等を学びました。家賃が比較的安価な昭和40年代ごろに建設された物件の老朽化、取り壊し等で民間賃貸住宅がどんどん減ってきていて高齢者や障害者、生活困窮者などが入居しやすい価格帯の物件のさらなる減少にさらされています。空き家は増える一方ですが、身元保証、緊急連絡先がない人の増加で借りられる住まいが少なくなっています。そこで住まいを喪失した、喪失する恐れのある人の相談にのり住まいを確保するとともに生活が成り立っていくように総合的に支援していく一連の取り組みが必要になってきています。

住まいが得られるように、住み続けられるように社会の変化に対応した環境整備が必要になってきています。

今後はより一層居住支援事業と連携しながらより良い支援につなげていけたらと思っています。

社会福祉士 N・Y

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