目黒区中央包括支援センター

2024.12.07

  • 活動報告

【目黒中央包括】『災害時のトイレ問題を考える』講演会に参加しました。

12月5日東京ビックサイトで行われたSDGs Week EXPO 2024において「災害時のトイレ問題を考える ~能登半島地震の経験から~」に参加しました。

この講演会では、災害時に繰り返されるトイレ問題として、1不衛生なトイレによる感染症、2水分摂取を控えることで起きる関連死、3心理的負担による不和を挙げていました。

奥能登に届けられた仮説トイレの85%が手すりがなく段差が多い和式トイレで、高齢化率が約50%と高い地域のニーズに応えきれていない状況とのこと。また、仮設トイレで屋外に証明がなかったのが70%だったそうです。この和式仮設トイレでも能登の場合道路が寸断されてなかなか届かなかった状況がありました。

3時間以内に4割の方がトイレに行かれるため、もし建物内のトイレの空間が使える場合は携帯トイレをかぶせて使えるようあらかじめ平時から携帯トイレを備えておき、いざという時に使えるようにしておくのが大切だと感じました。

また、『食う・出す・寝る・動く』を整えて災害関連死を少しでも減らせるよう環境を整えていくことの大切さを学びました。

                                       

社会福祉士 N・Y

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