代沢地域包括支援センター(あんしんすこやかセンター)

2025.11.11

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【代沢包括】冬の乾燥にご注意を!

こんにちは!代沢あんしんすこやかセンターです!

寒い季節になると気になるのが「乾燥」。

肌や喉のカサつきだけでなく、体調を崩すきっかけにもなります。特に高齢者の方は、体の水分量が減っているため乾燥に敏感で、注意が必要です。

今回は、冬場の乾燥によるリスクとその対策についてご紹介します。


乾燥がもたらす主なリスク

① 肌のかゆみ・湿疹

湿度が低くなると皮膚の水分が失われ、バリア機能が低下します。その結果、かゆみや赤み、湿疹が起きやすくなります。掻き壊すと感染症につながることもあります。

② 風邪やインフルエンザの感染リスク上昇

空気が乾燥すると、ウイルスが長く空気中に漂いやすくなります。また、喉や鼻の粘膜が乾いて防御力が弱まり、感染しやすくなります。

③ 脱水症状(冬でも要注意)

「冬は汗をかかないから大丈夫」と思いがちですが、暖房や入浴によって体の水分は失われています。高齢者の場合、喉の渇きを感じにくくなるため、気づかないうちに軽い脱水を起こすこともあります。

④ 静電気や火災の危険

乾燥した空気は静電気を発生させやすく、衣服や布団から火花が出ることも。加湿が不足した部屋では、火の扱いにも注意が必要です。


乾燥対策のポイント

🌿 室内環境を整える

  • 加湿器を使用して、**湿度40〜60%**を目安に保つ

  • 洗濯物を部屋干しするのも効果的

  • 定期的な換気で空気を入れ替える

💧 水分補給を忘れずに

  • 喉が渇いていなくても、1日1.5リットル程度の水分を目安に

  • お茶や味噌汁、スープなども上手に活用

🧴 肌の保湿を習慣に

  • 入浴後すぐに保湿クリームを塗る

  • 熱すぎるお湯や長風呂は避ける(皮膚をさらに乾燥させます)

🍊 栄養バランスも大切

  • ビタミンA・C・Eを多く含む食品(にんじん、みかん、アーモンドなど)は、肌や粘膜の健康を保ちます。


まとめ

冬の乾燥は、肌や喉の不調だけでなく、感染症や脱水といった大きな健康リスクにもつながります。
「部屋の湿度」「こまめな水分補給」「毎日の保湿」――この3つを意識して、乾燥から体を守りましょう。

寒い季節を、快適に、そして元気に乗り切るために。今から少しずつ乾燥対策を始めてみませんか?

代沢あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)

住所:世田谷区代沢5-1-15

TEL:03-5432-0533

FAX:03-5433-9684

開所時間:月曜~土曜

(午前830分~午後5時)

※日・祝・年末年始休み

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