2025.08.22
- 活動報告
【荒川包括】「かいわの輪」に参加しました
荒川地区(圏域内)のアマネジャーの会「かいわの輪」に参加しました。
今回は、H事業所の管理者で主任ケアマネジャーの方が、「日本の難病支援制度について」の研修を行ってくださいました。
難病支援制度の歴史と背景、難病法による制度変革の意義、医療・福祉・就労の三本柱による支援体系等について学びました。
1970年代に難病対策要綱ができ、医療費助成や研究推進が行われ、2015年に「難病の患者に対する医療等に関する法律(難病法)」が施行され、安定した制度へと大きく転換されたそうです。指定難病の数は段階的に拡大し、2025年現在で348もの疾病があると聞き、驚きました。
私達が関わる利用者さんの中には、難病を抱える方も多くいらっしゃいます。介護保険サービスを利用されている方も、内容によっては難病指定を受けていると医療費助成を受けてサービスを利用したり、障害福祉サービスを利用できる場合があります。
さらに荒川区では、「難病患者通院費助成金交付事業」という独自のサービスも行っているそうです。
医療や障害サービスについての知識を深める機会が少ないのですが、ケアマネとしてこれらの情報を十分に収集し、利用者の皆さんが必要なサービスを活用し、より良い生活を送れるよう支援していきたいと思います。
「かいわの輪」は、圏域内のケアマネジャーが集まり、情報交換や勉強会を年に4回行っています。同職種の方々と顔を合わせて交流できる良い機会となっています。
今後も学びの機会として参加させていただきたいと思います。
荒川地域包括支援センター U