2025.04.15
- お知らせ
【荒川包括】骨粗鬆症について
保健師による健康コラム、今回は「骨粗鬆症」について説明しようと思います。
骨粗鬆症とは、骨の量が減少し、骨折しやすくなる状態のことをいいます。
特に女性の方に多いです。女性ホルモンは骨吸収を抑える働きがありますが、閉経後女性ホルモンの分泌が減少することで骨吸収の働きが促進してしまい、骨量が低下しやすくなります。
骨量が減少してしまうと、くしゃみなどちょっとしたことで骨折することがあります。
そのためには骨粗鬆症にならないよう予防することが大事です。
まずは「栄養」です。カルシウム(骨の主成分)、ビタミンD(カルシウムの体内への吸収を補助)、ビタミンK(カルシウムの体外への排出を抑える)、タンパク質(骨の質を向上)をしっかり摂取することです。
そして「運動」を行うことも大事です。骨に負荷をかけて骨生成を促し、強度が増します。全く運動をしなくなると骨のカルシウムがなくなり、もろくなってしまいます。
今後、栄養や運動について何か心配のことがあれば荒川区の総合事業である「おうちで栄養診断」「食動クラブ」「元気回復サポート教室」等々ありますので、遠慮なくご相談ください。
荒川地域包括支援センター N