2026.05.23
- 活動報告
つばめの里で輝く、やさしいお茶係
つばめの里には、毎日欠かさずお茶の準備を手伝ってくださるご利用者さまがいます。
その方の日課は、皆さんが毎日飲むお茶を一つひとつ丁寧に小分けにすること。
セイロンティー、ほうじ茶、そして緑茶。
「この人はほうじ茶が好きだったね」
「今日は緑茶を多めに用意しようか」
そんなふうに、周りの皆さんの好みを思い浮かべながら、心を込めて準備されています。


茶葉を袋に入れる手つきはとても真剣で、まるで昔から続けてきた大切な仕事のよう。
スタッフが「ありがとうございます」と声をかけると、少し照れながらも嬉しそうな笑顔を見せてくださいます。
この活動は、認知症のあるご利用者さまにとっても、とても良い役割活動になっています。
「誰かのために準備する」という気持ちは、毎日の生きがいや自信につながります。
また、指先を使う細かな作業は集中力を高め、穏やかな時間を過ごすことにもつながっています。
お茶を分けながら、
「昔は家族によくお茶を入れていたのよ」
「来客があると、必ずお茶を出していたね」
と、懐かしい思い出を話してくださることもあります。
ただお茶を準備するだけではなく、そこには“誰かを思う気持ち”がたくさん詰まっています。


つばめの里では、これからもご利用者さま一人ひとりの「できること」や「得意なこと」を大切にしながら、毎日の暮らしの中で自然に役割を持てる、あたたかな環境づくりを続けていきます。
つばめの里グループホーム―ビアンチ



