2025.09.07
- 活動報告
認知症を"見る・感じる・考える":渋谷のイベント体験記
今週、私たちは認知症に関するイベントに参加する機会がありました。このイベントは渋谷区役所で開催され、認知症について「知る」「体験する」ことができる貴重な場でした。
当日はあいにくの大雨と台風。決して良い天気ではありませんでしたが、それでも私たちは「新しいことを学び、体験する」という目的を胸に、参加を決意しました。


雨の中でも温かいおもてなし
会場に到着すると、まずコーヒーとお茶をいただきました。このちょっとしたおもてなしがとても嬉しく、ほっと一息つくことができました。雨で疲れた体を癒しながら、イベントへの期待が高まりました。


VR体験:認知症の世界を“体感”する
最初に体験したのは、VR(バーチャル・リアリティ)ブースです。ここでは、認知症の方が実際に直面する状況を体験することができました。映像では、認知症による混乱や不安な場面が再現され、それに対する解決策や支援方法も紹介されていました。
とてもリアルで心に響く体験で、認知症の方の気持ちを少しでも理解することができたように思います。


高齢者に寄り添うロボット

次に訪れたのは、ロボット体験ブース。このロボットは、特に高齢者と心を通わせることを目的に設計された感情共感型ロボットでした。
本当に可愛らしくて、まるで小さな友達のよう。言葉をかけると反応してくれるので、思わず笑顔になってしまいました。高齢者の孤独感を和らげる素晴らしいツールだと感じました。


医療・ウェルネスブースも充実
その後は、医療・健康に関するブースもチェックしました。認知症の予防や健康管理の重要性について学び、特に早期発見や定期的なチェックの大切さを改めて実感しました。




脳トレにも!楽しい3Dバーチャルゲーム
イベントの最後には、3Dバーチャルゲームも体験しました。これらのゲームは、脳を刺激しながら楽しめる内容になっていて、まさに「楽しく学ぶ」ことができました。遊びながら脳を鍛えるって、意外と良い方法かもしれませんね!


最後に
天気は悪かったけれど、参加して本当に良かったと思えるイベントでした。技術やアイデアが集結したこのイベントは、認知症を正しく理解し、支えるためのヒントがたくさん詰まっていました。


これからも、こうしたイベントを通じて多くの人が認知症について学び、優しさと思いやりのある社会を目指していけたら素敵ですね。
つばめの里グループホーム―ビアンチ

