2025.08.15
- 活動報告
忘れられない夏の思い出 〜 つばめの里・特別な二日間の夏祭り 〜
毎年夏、つばめの里では心温まる特別な瞬間が訪れます。それはただのお祭りではありません。人生を祝い、地域のつながりを感じ、共に過ごす喜びを分かち合う、大切なひとときです。
外は真夏の暑さと湿気で包まれていても、施設の中では本物の夏祭りさながらの活気にあふれています。色とりどりの装飾に囲まれ、昔懐かしいお祭りの音楽と、おいしそうな香り、そして笑い声が館内に響き渡ります。
今年の二日間にわたる特別なイベントは、グループホームのご高齢の方々だけでなく、燕の里コミュニティ全体に向けて開催されました。ご家族、職員、ボランティア、ご近所の方々も一緒になって、年に一度のこの特別な夏の日を共に楽しみました。
イベントの中心は、誰もが楽しめる「お祭りゲーム」。反射神経や認知機能をさりげなく刺激するよう工夫されたゲームは、ご高齢の方々にも簡単に楽しんでいただけるよう設計されています。ヨーヨー釣り、輪投げ、記憶力を使ったゲームなど、どれも笑顔と活気に満ちた時間となりました。
特に心に残ったのは「みんなが主役」だったということ。年齢や体力に関係なく、誰もが参加し、応援し合い、助け合う姿があちらこちらに見られました。小さな子どもたちが祖父母の手を取って一緒にゲームを楽しむ様子、ご近所さんが笑顔で声を掛け合う風景……そのすべてが、私たちに「つながり」の大切さを教えてくれました。
猛暑の中でも、施設の中には快適さと、何より「夏の伝統」が息づいています。このようなイベントを通して、私たちは文化を大切にし、ご高齢の方々の暮らしの質を高めることを目指しています。
今回の二日間は、まさに「心が通う夏」。場所や制限があっても、工夫と想いがあれば、喜びとつながりは必ず生まれます。私たちつばめの里が目指すのは、そんな温もりのある日常です。
来年もまた、この素敵な夏が訪れますように。笑顔と笑い声、そしてたくさんの思い出に満ちた時間が、これからも続きますように。
つばめの里グループホーム-ビアンチ