品川区立グループホーム杜松

2026.08.20

  • 活動報告

指先が覚えている、懐かしい「あやとり」

「昔はよくやったのよ」

この日は、一本の赤いひもを手に、懐かしい『あやとり』が始まりました。

先ずは指にひもを掛けながら、ゆっくりと思い出していきます。

「あれ?ここはどうするんだっけ?」

昔は何気なくできていたことも、久しぶりとなるとなかなか難しいものです。

するといつの間にかお隣のご利用者も参加。

「ここをこうするんじゃない?」

お互いの手元を見ながら、自然と教えあいが始まりました。

あやとりは、指先をただ動かすだけではありません。

「次はどこを取るんだっけ」と考え、昔の記憶をたどり、相手の動きを見ながら手を動かします。

グループホーム杜松では、こうした昔なじみの遊びも、ご利用者が『自分で考える』『誰かに伝える』『一緒に楽しむ』ことの出来る大切な時間だと考えています。

職員が全てをお手伝いするのではなく、ご利用者同士で「ああでもない、こうでもない」。

いつの間にか表情も真剣そのものです。

一本のひもから生まれた、懐かしい記憶とご利用者同士の交流。

「できた!」という結果だけでなく、思い出そうとすること、手を動かすこと、誰かと教え合うこと、その時間そのものを大切にしています。

これからもグループホーム杜松では、ご利用者お一人おひとりの「できること」「やってみたいこと」を日々の暮らしの中から見つけ、その方らしく過ごせる時間につなげていきます。

品川区立グループホーム杜松 鈴木

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