亀戸ふれあいセンター(亀戸老人福祉センター)

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2025.09.04

  • 活動報告

~あなたの喉の老化は大丈夫?~喉のリハビリ講座を開催いたしました!

7/15(火)10:00~ 喉のリハビリ講座を開催いたしました!
講師を務めたのは亀戸ふれあいセンターで月、火曜日に看護師を担当する梨本氏です。

皆さんは自分の喉の状態について、気になったことはありますか?歌いづらい、食事が飲み込みにくいなど、思ってはいても、なかなか日常での出来事なので気づきにくい部分ではありますが、日頃のケアを大切にしましょう!

まずは平均寿命と健康寿命の差について。例として平均寿命が81.05年、健康寿命が72.57年だとすると、8.49年の差ができます。この差は日常生活に制限のある「不健康な期間」を表しています。一人で行動するのが難しくなったり、介護が必要になったり、生活の質が下がってしまう恐れがあります。
近代、平均寿命が延びていますが、健康寿命も延びないと不健康な期間が長くなってしまうのです。

健康寿命を延ばすためにも普段からの心掛けが必要で、食生活や運動などが挙げられますが、今回は「喉」にフォーカスを当てました。

喉の老化自己チェックとして、2つのテストをしました。
1つ目は、30秒間の間に唾を飲み込む反復唾液テスト
2つ目は「あー」と声を出し続けられる時間を測るテスト
これらは空嚥下回数を見たり、声帯の筋力と息を吐く力を調べることができます。実際に測ってみると、平均値より高い方がほとんどで、梨本看護師は感動しておりました(*^^*)
予防し、継続して健康でいられるように事前に知識を入れることが何よりも大切です!

テストの後はビデオで学びました。ビデオを提供して下さったのは、元北総白井病院院長の菊池 尚子医師です。
図解や実際に喉にカメラを入れたときの映像を入れて大変分かりやすいものとなっています。
声帯が衰えると、時々声がかすれたり、高音が出しづらくなる、長く話すと疲れるなど、様々な症状が出てきます。また、これらが続くと、誤嚥しやすくなるんです!

少し休憩を挟んで、実際にリハビリ方法を映像付きで学びました!
今回は2種類のリハビリ方法を行いました。中でも、ペットボトルと水、ストローでできるストロー発声法は簡単かつ効果が出やすいので、参加者の皆さんも感心しておりました。
継続的に続けることで、より効果も高くなります。

喉を大切にしたら、いい事にもつながっていきますので、参加された皆さん、リハビリをぜひ続けてみてくださいね♪
また皆さんの悩みを講座で少しでもお助けできればと思います!ありがとうございました!

亀戸ふれあいセンター F.A

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