2025.01.30
- 活動報告
第三回【傾聴講座】を開催いたしました
12月24日 午前10:00~11:30
第三回目となる傾聴講座が開かれました。
傾聴とは、「耳」「目」「心」を傾けて真摯な姿勢で相手の話を聴くコミュニケーションの技法です。相手との信頼関係を築くだけでなく、傾聴を通して自分自身を知り、感情のコントロール等精神的成長を促すきっかけにもなります。
今回もセンター看護師 梨本 しげみが進行を務めました。
夏に受講したグループ、秋に受講したグループで希望者に参加して頂きました!
まずは総合的な振り返りから!1回目の感想は難しい、自分に傾聴が出来るかわからない、などマイナスな意見が多く出ていましたが、今回の講座の時には家でも傾聴を意識してみたなどと前向きな意見が寄せられました。
そして傾聴の基本をもう一度。7つのポイントから説明をしました。
どれだけ相手に寄り添えるか。そこで大切になって来るのが「気持ち」です。全く同じ内容の会話をしても一人一人が持つ感情は全く違います。参加者により分かって頂くように、メモ用紙に感情用語を書き出し、ホワイトボードに貼り出し、共有しました!
5つの感情にそれぞれ用語を書いていくシンプルな方法ですが、皆さんたくさん出してくれました!中でも一番多く出た感情用語は「喜び系」で、ワクワク、ハッピー♪等、20以上の用語が出ました。
感情用語を可視化し、分かりやすくなったところでペアでロールプレイを行いました。テーマは「お正月の思い出」についてです。
梨本から聞き手、話し手になる際のポイントを話してもらい、次は実践です!
既に2回、違うテーマで参加されているのでうまく傾聴していました!うなずき、相槌、話の引き出しを広げる、、、傾聴は奥が深く、難しい、とてもまねができないと思われる方がほとんどだったかと思われます。ですが、確実に傾聴スキルが成長しています!!
最後に傾聴と認知高齢者について。
職員が詩を読み上げ、感想を一人ずつ話しました。認知症はただのボケではない、心はいつだってあるから、しっかり寄り添い、共感することを大切に!!!
参加して下さりありがとうございました。
傾聴について、始めは難しい、自分にできっこない!と感じている方もいらっしゃるかと思います。でも安心してください!看護師の梨本が丁寧に、実践込みで行うので楽しく傾聴を学ぶことができます!
今後も傾聴講座を開催したいと思いますので、皆さんのご参加をお待ちしております!
亀戸ふれあいセンター F.A