港区立高輪いきいきプラザ

2026.06.10

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マンガを紙と電子版で読み比べ脳活動を計測

ンガを紙の本と電子書籍で読んだ後に、脳活動を調べたところ紙で読んだ方が読書時と問題解答時の両方で脳活動の「省エネ化」をもたらすことが分かった、と発表したのは東京大学大学院総合文化研究科らの研究チームです。因みに、ここでいう「省エネ化」とは、脳の余裕な活動を抑えることを意味するそうで「効率化」や「利便性」とは関係がないそうです。本研究では、MRI装置を用いた機能的磁気共鳴画像法を活用し、紙のマンガ本の読書後に生じた「省エネ化」を示す脳活動を世界で初めて計測したと述べています。この紙で読む時とパソコン画面で読む時では、記憶や理解に違いが生じるという先行研究がすでに存在したそうです。ただ脳科学的証拠はなく、読書という行為によって脳のどの部位が働くのか定説はなかったといいます。今回の研究でマンガを対象として理由は、文字情報に加えて各ページのコマ割りなど空間的な手掛かりが豊富にあるからだと述べています。本研究の被験者は、大学生と大学院生25名。うち約半数は日常的にマンガを読んでいる人たちでした。より正確に言えば、紙のみが2名、電子版のみが3名、残りは両方でした。今回の実験によって紙の本を読むことがその後の脳活動の省エネ化をもたらす「前向き効果」が初めて実証されたという訳です。本研究グループは、「教育現場などでデジタル教科書の導入が進んでいますが、その教育効果について慎重な検討が必要である」と述べ、「デジタル教科書のリンクやネット検索は、子どもたちが自分で考える前に情報を参照する習慣を生みます。紙の本の脳科学的効果を定説した本研究の知見は、こうした学校教育の現状を考える上で示唆を持つものである」と結んでいます。

https://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/news/topics/20260604030000.html

画像はプレスリリースから引用させていただきました。

 SM

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