2026.04.22
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善玉コレステロール値低下がプラークリスクと関連
HDL(善玉コレステロール)が血管からコレステロールを回収することを「コレステロール引き抜き能(CEC)」と呼ぶそうです。この能力を簡便かつ高精度に測定できる方法(ILG法)を開発した、と発表したのは東京科学大学医歯学総合研究科臨床分析・分子生物学分析の研究グループです。具体的には、光干渉断層撮影による冠動脈プラークの性状とILG法によるCEC値を解析。その結果、CEC値は、HDLコレステロール(善玉コレステロール)の濃度の割合と正の相関を示したと述べています。加えて、リスクの高い脂質性プラーク(血管の壁に脂質が蓄積してできるコブ)のある患者では、CEC値が有意に低いことも分かったそうです。このCEC値は、従来のHDLコレステロール値測定よりもより優れたバイオマーカーとなりうるだろうと述べ、本研究の成果によって、今後、冠動脈疾患イベントの発症予測や二次予防への応用が期待される、と結んでいます。因みに、血管に蓄積したコレステロールを完璧に取り除くこと、薬や食品で洗い流すことはできないといいます。ただ、これ以上貯めないようにすることは可能です。食事面では、揚げ物や加工肉類、甘いもの、お酒を減らし、野菜、きのこ、海藻類、魚(青魚)、大豆中心の食事に切り替えること。加えて、早歩きなどの有酸素運動を一日に20〜30分すると効果的だそうです。ともあれ、善玉コレステロールが増えれば、血流も改善されるのです。
https://www.isct.ac.jp/ja/news/6d3d151lh1bf
画像はプレスリリースから引用させていただきました。
SM

