2026.04.15
- ニュース
早期アルツハイマー病治療薬・レカネマブと副作用
東京都健康長寿医療センター 脳神経内科の研究グループは、「同センターで早期アルツハイマー病治療薬・レカネマブを使用した患者を対象に、副作用として知られる『アミロイド関連画像異常(ARIA)』の発生実態と、その発生を予測する因子を明らかにした」と発表しました。アミロイド関連画像異常ARIAというのは、「レカネマブのような抗アミロイドβ抗体薬の作用機序に関連する副作用で、血管に沈着したアミロイドβの除去やアミロイドβ除去に伴う血管周囲の炎症が関わっている」といわれています。当発表によると、「実臨床におけるARIAの発生率は20%であり、うちARIA-E(脳浮腫等)については4%と国際共同第III相試験(Clarity-AD)の結果の12.6%に比して低いことが確認された」と述べています。実は、背景として、日本人患者でどのような頻度で副作用が発生し、どのような人がそのリスクを持つかについては、十分なデータが不足していたといいます。「本研究成果は、レカネマブ治療をより安全に運用するための指針となりうるものである」と本研究グループは結んでいます。
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM
