2026.03.27
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米糠発酵物でインフルエンザ抑制
「免疫機能正常マウスにインフルエンザウイルス感染の1ヶ月前または2ヶ月前から米糠発酵物を投与すると、非投与マウスに比べて体重低下が抑えられ、肺のウイルス量が減少し、血液中の中和抗体価が増加した」と発表したのは、中部大学生命健康科学部臨床工学科の研究グループです。加えて、抗がん剤で免疫力を低下したマウスは、自然免疫系で重要な役割を担う細胞であるマクロファージ活性が抑えられたが、「米糠発酵物を投与すると活性は統計学的に有意に上昇した」といいます。また、インフルエンザウイルス感染に伴う体重減少およびウイルス産生量の抑制や、血中の抗体価の上昇も認められた、と述べています。本研究では、人体の免疫担当細胞の約80%が集中している腸管の機能を刺激すれば、免疫機能を高めることができ、その結果としてインフルエンザ症状を緩和できるのではないかと考え、米糠発酵物に注目し、産学共同でその効果をマウスを使った実験で実証したというわけです。ご存知のように、米糠発酵物は日本が得意とする発酵食品として健康への効果が期待されています。実際、本研究の結果、米糠発酵物は自然免疫系の衰えを防止する効果を示したのです。本研究グループは、「ウイルス流行期の一定期間前から米糠発酵物を飲み続ければ、高い効果を期待できることが示唆された」と結んでいます。
米糠発酵物がインフルエンザの補完療法に役立つ可能性を動物実験で解明ー体重減少の抑制、肺内ウイルス量減少、抗体増加を確認ー(河原 敏男教授ら) | お知らせ | 中部大学
画像はプレスリリースから引用させていただきました。
SM

