2026.03.27
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攻撃と威嚇の行動バランスとマウスの神経回路を解明
多くの動物は、「自分の強さを誇示したり攻撃的な様子をみせる威嚇行動を示すことで、必要以上に攻撃が激しくなりすぎないように調整している」そうです。実は、マウスも同様で、攻撃場面では噛みつき攻撃と威嚇行動をバランスよく組み合わせているとか。ところが、「幼少期にストレスを受けたマウスでは、このバランスが崩れて、噛みつき攻撃だけが激しくなる」との事。そこで、筑波大学人間系らの研究グループは、「マウスの攻撃と威嚇のバランスに関わる脳の仕組みについて調べた」そうです。本研究では,
「脳内の外側視床下部から背側縫線核への神経投射が、攻撃と威嚇のバランスの維持に関与することが明らかになった」と述べています。加えて、「この神経投射の働きを強めると、威嚇は変わらないのに、噛みつき攻撃だけが増えて激しくなり、逆に働きを弱めると、噛みつき攻撃だけが減った」といいます。さらに、マウスはこの神経投射が活性化される行動を避けることが分かったそうです。実は、私たち人間も、強いストレスを受けると怒りが強くなり、思わず攻撃的になってしまうことがあります。本研究グループは、「このようなストレスや不快情動により攻撃が激しくなりすぎてしまう仕組みを理解する手掛かりになると期待されます」と結んでいます。
威嚇するより攻撃してしまうマウスの神経回路を解明 | 医療・健康 - TSUKUBA JOURNAL
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