港区立高輪いきいきプラザ

2026.03.25

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ミトコンドリアのストレス応答と新たな代謝調節の仕組み

私たちの体内(細胞)には、酸素を利用してエネルギーを創り出すミトコンドリアと呼ばれる「細胞内の発電所」が存在するそうです。このミトコンドリアの働きには、エネルギーをつくる以外にも、細胞死(アポトーシス)や免疫応答などの多くの生命活動にとって重要な情報処理が含まれているとか。ともあれ、ミトコンドリアの数が多く、活性化していれば、細胞が生き生きとし、エネルギッシュな毎日を過ごすことができるという訳です。ただ、これまでミトコンドリアによるエネルギーの産生とストレス応答との直接的な繋がりは、これまでほとんど分かっていなかったそうです。そこで、福岡大学理学部、徳島大学先端酵素学研究所、東京大学医科学研究所らの研究グループは、「ミトコンドリア内でストレスを感知した、ストレス感受性タンパク質のOMA1がいわば『スイッチ』のような役割を担うことで、エネルギー産生に関わるAIFM1タンパク質を限定分解し、その働きを抑えることでエネルギー代謝を制御することを初めて発見した」と発表しました。近年、OMA1は統合的ストレス応答とも関係することが確認されているとか。本研究グループは、「今回の研究成果は今後のストレスに起因する疾患や病態の発症機構の理解や、その先の創薬開発への応用を進めていく上での手助けになることが期待されます」と結んでいます。

【プレスリリース】ミトコンドリアのストレス応答に伴う新たな代謝調節の仕組みを発見! - 国立大学法人 徳島大学

画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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