2026.03.25
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溺れた子を救うために
「溺水による心停止では人工呼吸を伴う蘇生法が重要であるにもかかわらず、近年その実施率が低下していることが明らかになった」と発表したのは、岡山大学学術研究院医歯薬学域(医)地域救急・災害医療学講座らの研究グループです。実は、溺水は低酸素による呼吸障害の代表とされ、人工呼吸を含む蘇生(換気)が重要とされているのですが、近年、成人の心停止では「胸骨圧迫のみ」の蘇生法が広く普及したことや、コロナなど感染症への懸念などから、人工呼吸の実施率が低下している可能性があると述べています。本研究は、「子どもの溺水による心停止において人工呼吸を含む蘇生法の重要性を改めて示すものであり、一般市民に対する小児蘇生教育の充実や、人工呼吸を安全に行うためのポケットマスクなどの普及といった、社会全体での取り組みの必要性を示している」と結んでいます。ともあれ、「溺水は誰にでも起こりうる事故です。本研究が、子どもを安心して助けられる社会について考えるきっかけになれば幸いです」と研究者の一人はコメントしています。
溺れた子どもを救う“ひと息”~市民による蘇生で人工呼吸が減少している現状とその影響~ - 国立大学法人 岡山大学
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

