2026.03.25
仲間同士の励まし合いが歩行量を増やす
「スマートフォンの『仲間同士の励まし合い』が高齢者の歩行量を増やす」と発表したのは、千葉大学予防医学センターの研究グループです。具体的には、「高齢者向けスマートフォン講座に、仲間同士で励まし合うデジタルピアサポートアプリを組み合わせることで、日常の歩行量が増加するかを検証した」と言います。因みに、ピアサポートとは、「年齢や立場が近い人同士(仲間)が、励まし合いや情報共有を通じて、行動の継続を支え合う仕組み」の事です。さて、検証結果ですが、「デジタルピアサポートアプリを取り入れたスマートフォン講座を受けた高齢者では、通常のスマートフォン講座のみを受けた高齢者と比べて、12週後の1日平均歩数が約580歩増加することが明らかになった」と述べています。ご存じのように、高齢者の身体活動の低下は、慢性疾患、生活機能低下、生活の質(QOL)低下の重要なリスク要因です。そこで、デジタルピアサポートを組み込むことで、身体活動の維持・向上により高い効果が期待されるといいます。因みに、本研究では、個人ではなく、3〜5人のグループ(クラスター)単位で割り付けを行い、仲間同士の影響が結果に及ぼす効 果を適切に評価したそうです。本研究グループは、「今後は、介入効果の長期的な持続性を検証するとともに、エビデンスに基づいたデ ジタル活用支援を、自治体の介護予防や地域施策の中で実装・普及していくこ とを目指したい」と結んでいます。
スマートフォンの「仲間同士の励まし合い」が高齢者の歩行量を増やす―ピアサポートアプリを組み込んだスマホ講座で、12週後の歩数が有意に増加― | 国立大学法人 千葉大学|Chiba University
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM
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