2026.03.18
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尿検査で食物アレルギー反応を客観的に評価
「肥満細胞から放出される物質の尿中代謝物を、簡便に測定できる酵素免疫測定法(EIA)を開発した」と発表したのは、東京大学大学院農学生命科学研究科および国立成育医療研究センターらの共同研究グループです。今回開発した手法により、「食物アレルギー患者と健康な人を、尿検査のみで高い精度(感度93%、特異度82%)で識別することに成功した」と述べています。こうした背景には、「食物アレルギーの診断において、実際にアレルゲンを摂取する「経口食物負荷試験(OFC)」は不可欠ですが、症状の判断は医師の目視などに依存しており、客観的な数値指標が求められていた」といいます。ご存じのように、食物アレルギーの患者数は世界的に増加傾向にあり、特に子供のQOL(生活の質)に重大な影響を及ぼしていることは周知の事実。本研究グループは、「採血などの痛みを伴わない『非侵襲的』な検査であるため、子供の負担を軽減し、医療現場での客観的な診断補助ツールとしての活用が期待されます」と結んでいます。
https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/topics_20260316-1.html
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

