港区立高輪いきいきプラザ

2026.03.18

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「寒さ」と「病気」をつなぐ新発見

大阪大学大学院医学系研究科らの研究グループは、「血管と神経の連携が寒冷環境での免疫応答を左右するという『寒さ』と『病気』をつなぐ新発見をした」と発表しました。実は、これまで環境温度により病気の勢いが変化することは観察されていたそうですが、交感神経の分布パターンが寒冷環境での免疫応答にどう影響するかは分かっていなかったそうです。本研究では、「血管内皮細胞が作る『セマフォリン6D』という分子がリンパ節の交換細胞の分布を調節し、寒冷環境での免疫応答をコントロールしているという新しい仕組みを発見した」といいます。因みに、セマフォリンとは「神経の軸索がどこに伸びるかを導く神経ガイダンス因子セマフォリンのうちの1つ」だとか。例えば、神経や血管、免疫細胞と生体における様々な細胞の働きを調整することが分かっています。今回の研究では、もしセマフォリン6Dがない場合、交感神経が増えすぎることを発見し、その結果寒冷環境で交感神経が過剰に活性化し、組織が低酸素状態となり、免疫が正常に働かなくなることを解明したと述べています。本研究グループは、「今後、環境温度と免疫反応のさらなる研究の進展とそれらを用いた疾患制御法の開発が期待されます」と結んでいます。

https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2026/20260305_1

 画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

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