港区立高輪いきいきプラザ

2026.03.13

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大腿骨頸部骨粗鬆症のマーカーとは?

太ももの付け根部分の骨である大腿骨頚部の骨密度が低下した状態を「大腿骨頸部骨粗鬆症」と呼びますが、「高齢女性の大腿骨頚部の骨粗鬆症を対象に、骨密度、 筋量、歩行などの臨床指標と血液中の代謝物の関連について質量分析計を利用した全血メタボロミクスにより統合的に解析した」と発表したのは、京都大学医学部附属病院及び沖縄科学技術大学院大学の共同研究グループです。その結果、「筋代謝に関わるホスホクレアチン等のエネルギー代謝物の低下と、骨吸収に関連するメチル化代謝物の増加が、骨粗鬆症と関連することが明らかになった」と述べています。つまり、これらの指標の組み合わせにより、骨粗鬆症群を区別できる可能性が示されたという訳です。加えて、「ホスホクレアチンは歩行機能低下群でも低下しており、転倒リスクとの関連も示唆された」と述べています。 実は、倒リスクには骨の脆弱性だけでなく、歩行機能低下、筋量低下、フレイル、サルコペニアといった加齢に伴う身体機能変化が深く関与している」といいます。しかし、これまでどの代謝指標が骨粗鬆症と関連しているかの報告が、十分に整理されていなかったそうです。本共同研究グループは、「将来的に、血液検査による骨折リスク評価や、予防戦略開発につながることが期待されます」と結んでいます。

骨折リスクや歩行低下を捉える代謝産物―大腿骨頸部骨粗鬆症のマーカー代謝物を発見― | 京都大学

 画像はプレスリリースから引用させていた。

 SM

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