2026.03.04
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同じ食事でもエネルギー吸収は異なる?
私たちが毎日食事から摂取しているエネルギーは「食べた量だけでなく、どの程度消化・吸収されるか、つまり吸収効率によって大きく左右されている」と発表したのは、東北大学大閣員医学系研究科運動学分野らの研究グループです。例えば、食べ過ぎた場合、糞便中へのエネルギー排出量は増加するものの、エネルギー吸収割合は比較的安定しているようです。また、食物繊維やナッツ類を摂取した場合、エネルギー吸収効率を低下させることを確認したといいます。すなわち、体重管理はこれまでエネルギー摂取量と消費量のバランスで論じられてきましたが、実際にどれだけが消化・吸収されているかのエビデンスはなかったとか。今回過去50年分のヒトを対象とした研究を系統的にレビューし、食事量や食事内容、加齢、疾患が消化可能エネルギー摂取量に影響することを明らかにしたと述べています。そこで、本研究は食品表示のエネルギーと実際に体内で利用されるエネルギーとの差を理解する基盤となり、肥満や低栄養、高齢者のフレイル対策など、幅広い体重管理や栄養戦略の科学的根拠を強化する成果となるだろうと結んでいます。
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2026/03/press20260302-03-ene.html
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

