2026.03.04
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赤外線カメラで体温・呼吸・心拍を同時に計測
「居住者に負担をかけずに生体信号を測る技術を追求し、1台の中波赤外線(MWIR)カメラで、人の体温・呼吸数・心拍数を非接触で同時に測定する方法を開発した」と発表したのは、大阪公立大学健康科学イノベーションセンターの研究グループです。実際、これらの測定データを検証したところ、従来の測定機器によるデータとの相違が小さく、実用化に向けた有望な結果が得られたと述べています。具体的には、「目頭付近の温度を体温の指標として測定するとともに、MWIRカメラの高精度な温度変化検出性能を活かし、その部位に生じる心臓の拍動由来の温度ゆらぎから心拍を推定。そして、二酸化炭素(CO2)がMWIRカメラの映像では周囲より暗く見える特徴を利用し、人の吐く息に含まれるCO2の流れから呼吸数を測定したそうです。本研究グループは、「1台のカメラで複数のバイタルを同時に測定できる世界初の手法で、感染症スクリーニングの精度向上に貢献します。この技術が実用化されれば、空港や病院、学校などでの感染症スクリーニングがより正確かつスムーズになり、また、非接触で測定できるため、介護現場や在宅医療でも役立つ可能性が考えられます」と述べ、「今後は、より多様な環境や年齢層での検証、動きのある状況での測定精度向上、装置の小型化などが課題となります。将来的には、日常生活の中で自然に健康状態を見守る『スマートヘルスケア』の基盤技術として発展することが期待されます」と結んでいます。
https://www.omu.ac.jp/info/research_news/entry-22646.html
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

