2026.03.04
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栄養素摂取パターンと死亡率との関係
「日本人集団における栄養素パターンと、全死亡率及び死因別死亡率 (循環器疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患、がん)との関連性を検討した」と発表したのは、徳島大学大学院医歯薬学研究部医学域医科学部門 メディカル AI データサイエンス分野の研究グループです。健康的な食事の摂取ががんや心臓病、糖尿病など非感染性疾患の予防に役立つ可能性があることは、周知の事実です。本研究では、35~69 歳の日本人 72,939 人(男性 31,932 人、女性 41,007 人)を対象にして解析を行った結果、「野菜・果物に多い栄養素パターンや、魚・植物油脂に多い栄養素パターンの適度な摂取が死亡率の低下と有意に関連することが示された」と述べています。加えて、「パターン1(葉酸、カロテン、食物繊維、ビタミン C、カリウム、鉄、レチノール)の摂取と 全死亡率・循環器疾患死亡率・脳血管疾患死亡率低下に関連がみられ、がん死亡率低下との間にもわずかな関連がみられた」とのこと。また、「パターン2(不飽和脂肪酸、ビタミンE)の適度な摂取と全死亡率・がん死亡率低下に関連がみられ、パターン2のスコアが高い(多く摂っている)ことと脳血管疾患死亡率上昇に関連がみられた」とも述べています。本研究グループは、「今後、日本人集団における食事、栄養素と健康との関連についてさらなる研究を進め、日本人にとってより良い食事について理解を深めることにより、国民の健康増進に貢献していきたいと考えています」と結んでいます。
https://www.tokushima-u.ac.jp/docs/70471.html
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

