港区立高輪いきいきプラザ

2026.02.27

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ACPとは?

ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」というコトバを聞いたことはありますか?「積極的な治療を『控える』結論に至った話し合い」と理解している医療者は4割を占めた、と東京都健康長寿医療センター研究所の研究グループは述べています。ACPの正式な意味は、「もしものときのために、本人が望む医療やケアについて前もって考え、家族や医療・ケアチームなどと繰り返し話し合い、共有する取り組みのことです。ただ、当プレスリリースによると、「高齢者医療の最前線で理解のばらつきが見えてきた」と述べています。本研究では、医療従事者を対象に「意思決定に関する法的枠組みやACPの背景にあたる倫理的概念の理解、臨床事例への対応を調査した」といいます。そこで明らかになった事は、ACPの捉え方が個々によって違いが見られたというのです。その理由は、「法制度や倫理的概念に関する理解の差が関係しているのでは、と述べています。ここでいう法的枠組みとは「医療同意権」のことで、「自らに行われる医療行為を決定する権利」のことです。現在は、その代諾権が規定されておらず、医療同意権は患者本人のみが行使できる権利だとか。本研究グループは、「ACPの趣旨や背景が十分に共有されないまま形式的に運用されれば、認知症のある患者や重い病気を抱え話し合いへの参加が難しいとされる患者では人権が十分に尊重されないリスクがある」と述べ、「国の政策としてACP推進が進む今、ACPを単なる手続きとしてではなく、患者中心の医療を支える基盤として捉え直すべきであると考えます」と結んでいます。

<プレスリリース>「ACP=延命治療をやめる話し合い?」――高齢者医療の最前線で見えてきた"理解のばらつき"|研究成果|地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所

画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

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