港区立高輪いきいきプラザ

2026.02.25

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デジタルツイン脳って何ですか?

「デジタルツイン脳」というコトバを聞いたことはありますか? 実は、それは個人の生体機能をコンピュータ上で再現する「デジタルツイン」技術を脳に応用することを意味します。国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター神経研究所らの研究グループは、個人の脳の機能的統合データに基づき、その人特有の様々な行動時の認知・行動および脳活動の動的プロセスを再現する新たな「デジタルツイン脳」システムを開発した、と発表しました。この「個別化デジタル脳モデル」の構築には、ハイパーネックと呼ばれる高度な人工知能技術が応用されている、とも述べています。こうした試みは世界初だそうです。今回開発したシステムによって、「一人ひとりの脳活動パターンと行動特性を高精度に予測できるだけでなく、コンピュータ上で脳回路への仮想的な介入を行い、個人ごとに異なる介入効果を事前に予測する『バーチャル介入シミュレーション』が可能であるといいます。こうした研究の背景には、精神疾患の理解と治療という大きな目的があり、実際、脳のネットワーク構造と認知・感情・行動といった機能的変化を関連付けるのは不可欠なのだそうです。加えて、精神疾患は単に機能障害にとどまらず、認知や感情的な様々なファクターがつながっているため、こうした多機能にまたがる変化を捉える必要があるのです。今回開発されたデジタルツイン脳は、静から動へ精神および行動プロセスを生成する画期的な技術といえます。本研究グループは、「一人ひとりの脳の特性を数理モデルで緻密に捉え、予測に基づいて最適な治療を選択する『真の個別化医療』を精神科領域で具現化することを目指す」と結んでいます。

https://www.ncnp.go.jp/topics/detail.php?@uid=exdBUHZXjUYmiAqW

 画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

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